結婚式直前に、ウェディングムービーの映像チェックをしたけど、何も映らなかった
自作ムービーを作ったけど、DVD化の方法がわからない
DVDライティングソフトを入れけど、うまくいかない
DVDを5枚以上無駄にしている
・・・などなどそういった悩みを抱えている方向けの記事です。
上手くいくDVDの書き込み方法、そしておすすめの無料のソフトについて徹底解説します!
まず最初に、無料ソフトでDVD化できます。特に自作レベルであれば、有料ソフトは不要ですのでご留意ください。
目次
DVD書き込みでよくある失敗
Mp4ファイルのままDVDに書き込んで再生できない
ウェディングムービーの時に、式場でいざ映像チェックしても流れない原因の8割は、ムービーファイルをそのままDVDに焼いてしまうことです。
焼いた後のDVDを、PCで再生チェックして大丈夫!と思っても、家庭用のDVDプレイヤーでは再生できないので、もう一度書き込みから始めるしかありません。
なぜ再生できないかは、PCとDVDプレイヤーの読み込みに違いにあり、後述の「PCとDVDプレイヤーでは、読み込めるファイル形式が違う」を参照してください。
いろんなソフトをインストールしたけど結局できない
動画をDVDにするには、「オーサリング」と「ライティング」の2つを行う必要があります。
・オーサリング:動画データをDVDに見れる形式にすること
・ライティング:映像をDVDに書き出す
たいていの無料ソフトでは、オーサリングかライティングのどっちかしか行っておらず、これらのソフトを併用して、順番に行う必要があります。
こちらも「DVDを書き込むソフトだけでなく、ファイル形式を変換するソフトが必要」で解説しますので参照ください。
DVD書き込みの前に覚えておきたいこと
PCとDVDプレイヤーでは、読み込めるファイル形式が違う

ファイル形式と言われてもピンこないかもしれませんが、PCで読み込めるファイルと、DVDプレイヤーで読み込めるファイルは、別のモノと覚えておきましょう。
このように、PCでは、映像データ(Mp4やAVIなど)が1つあれば読み込めますが、DVDプレイヤーでは特定の映像データと特定のファイル構成でないと読み込めません。
PCでの視聴 | DVDプレイヤーでの視聴 | |
---|---|---|
ファイル構成 | 単一のファイル | DVD-Video形式 |
ex)![]() | ex)![]() |
|
動画データ形式 | AVI、WMV、MP4、MOV、MPGEなど | MPGE-2 PS (拡張子.VOB) |
なので、PCで自作した映像データを、DVDプレイヤーで流すためには、DVDに書き込む前に、映像データの形式をMPGE-2へ変換し、なおかつDVD-Video形式というファイル構成にする必要があります。
つまり自作したムービーをDVDにするには、
映像データの変換→DVD-Video形式にファイルを構成→DVDへの書き込み
と3段階の工程を行う必要があります。
DVDを書き込むソフトだけでなく、ファイル形式を変換するソフトが必要

自作ムービーをDVDにするためには、
DVDへの書き込み以外に、
映像データの変換と、DVD-Video形式にファイルを構成する必要があることを説明しました。
DVDへの書き込みは「ライティング」と呼ばれており、ライティングソフトを使えば可能です。
映像データの変換と、DVD-Video形式へのファイル構築は「オーサリング」と呼ばれており、オーサリングソフトを使用することでできるようになります。
(一部ではライティングもオーサリングと呼ばれておりますので言葉の違いに注意)
データ変換 | ファイル構築 | DVD書き出し |
|
---|---|---|---|
処理 | 動画データをDVDプレイヤーに対応した.VOBファイルへ変換する | DVDプレイヤーに対応したファイル構成(DVD-Video形式)に構築する | DVDにファイルを書き込む |
![]() | ![]() | ![]() |
|
使用 | オーサリングソフト (DVD flick、DVD Style、Windows DVD メーカーなど) | ライティングソフト (ImgBurn、DVDStylerなど) |
一般的に、無料ソフトは、オーサリングもライティングも行ってくれるソフトはありません。
なので、オーサリングを行うソフトと、ライティングを行うソフトを併用する必要があります。
一部の有料のソフトは、オーサリングとライティングのどっちも行ってくれるソフトがありますが、無料ソフトを併用すれば、有料ソフトは不要です。
有料ソフトは、映像データにタイトル画面(字幕設定やチャプター選択などできる画面)を挿入する際にテンプレートが豊富だったりするぐらいなので、気にする方のみで良いと思います。
しかし、ウェディングムービーには、タイトル画面は基本的にはいれませんので、無料ソフトの併用が一番おすすめです。
DVD書き込みにおすすめな無料ソフト
「DVD flick」と「ImgBurn」の併用
無料のオーサリングソフトと無料のライティングソフトはどれも機能的に大差ないので、どれを使ってもかわりません。
しいておすすめすると、手軽さの観点から、
オーサリングソフトの「DVD flick」
ライティングソフトの「ImgBurn」の組み合わせが良いです。
DVD flickはImgBurnを同梱しており、DVD frickでオーサリングを終えると、自動でImgBurnが起動され、ライティングが開始されます。
こちらで「DVD flick」を例に、インストールからDVDに書き込むまでの手順をご紹介しております。
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